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手塗り職人 佐藤英一郎のブログ

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【屋根塗装の落とし穴】屋根足場のジャッキ跡に注意!不具合やクレームを防ぐために知っておくべきこと

豆知識
「屋根塗装後、見たら足場の跡が屋根に…」
「せっかく塗ったのに、金具の跡や塗膜の割れが…」
屋根塗装を行う際、“屋根足場”や“ジャッキベース”の設置跡が原因で起こる不具合やクレームが後を絶ちません。
今回は、実際にあった事例や、その原因、そして事前に防ぐための対策について解説します。

屋根足場とは? なぜ必要?
屋根の傾斜が急な場合や、外壁足場だけでは安全な作業ができない場合に使用されるのが「屋根足場」です。
屋根足場に使われる主な構造:
 • 傾斜屋根に“ジャッキベース(金属の台座)”を設置
 • 上から屋根馬・足場板を組むことで、作業員が安定して歩けるようにする
これは作業者の安全確保に必要不可欠ですが、設置と撤去の際に不具合が発生しやすいのが難点です。

⚠️ よくある不具合・クレーム
① ジャッキ跡が塗膜に残る/変色する
 • 屋根材(特にスレート瓦)に直接金具を設置すると、接地面に跡がついたり、塗膜が削れたりすることがあります。
 • 熱・雨・荷重が加わることで、一部だけ色が変わったように見えるケースも。

② 屋根材の割れ・欠け
 • 古いスレート瓦などは非常に割れやすく、ジャッキの圧力や設置時の衝撃でヒビや破損が起こることもあります。

優良業者がやっている「対策」とは?
以下のような対策を取っている業者なら、安心して依頼できます。

1. ゴムパッド・保護シートの使用
 ジャッキが直接屋根材に触れないよう、緩衝材や滑り止めゴムパッドを敷いた上で設置。これにより傷・跡のリスクを大幅に軽減できます。

2. 施工後の点検&補修をセットで実施
 撤去後に屋根材のひび割れ・へこみ・塗膜の削れを確認し、
再塗装やタッチアップ補修を無償で対応しているかどうかが重要です。

実際のクレーム事例
 • 「屋根塗装が終わったばかりなのに、ジャッキの接地跡が白く浮いてきた」
 • 「足場解体後、スレートが1枚割れていた」
 • 「雨が降った翌日に天井にシミが…調べたら屋根のビス穴が原因だった」
→いずれも、足場設置時の処置が不十分だったケースです。

依頼前にチェック!屋根足場の対応力を見る質問例
 1. 「屋根足場はどんな種類を使いますか?」
 2. 「設置の際、屋根材への接地面はどのように保護しますか?」
 3. 「撤去後、屋根に跡が残ることはありますか?」
 4. 「万が一の破損や跡の補修は、無料で対応してくれますか?」
この質問に丁寧に答えてくれる業者=信頼できる業者です。

塗装だけでなく、足場の扱いも“プロの仕事”です
屋根塗装は塗料や職人の腕だけではなく、足場の設置・撤去まで含めて1つの工事です。
だからこそ、屋根足場の扱いに慣れていない業者ではなく、屋根塗装の実績が豊富な専門業者を選ぶことが大切です。

まとめ|屋根足場の設置と撤去、ここがチェックポイント!
トラブル主な原因対策
ジャッキ跡が残る
保護材不使用/摩擦・熱
ゴムパッド設置/撤去後の補修
屋根材の割れ
圧力/経年劣化/設置ミス
経験ある職人による慎重な設置
雨漏り ビス貫通
ビス貫通・穴未処理
防水処理の徹底/非貫通型足場の選択

ご相談受付中|「屋根足場の設置が心配…」そんな方へ
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