仙台 リフォーム 塗装 - 株式会社 塗屋

屋根塗装

ご自宅でこんなところを見たことはありませんか?

ご自宅の屋根でこんなところを見たことはありませんか?
近年、地球温暖化により紫外線や高温続きなど、建物の守る屋根の状況は、より過酷なものとなり、痛みが一番の部位になっております。
屋根は一年中雨や紫外線が降り注ぐため塗膜の劣化が早く、塗膜が劣化してくると屋根材自体の腐食に繋がります。そうなってしまうと雨漏りなど建物の機能を損ねてしまうので定期的かつ早めのメンテナンスが必要になります。
屋根の状態を診断し、最適のプランをご提案致します。安心して長く住むことのできる施工をお約束します。

塗料の選択チャート

フローチャート

屋根形状、材質の違いによる下塗り材、工法の違い

スレート屋根(コロニアル)
今、塗り替え市場で最も多いタイプです。
金属の棟や雨押さえ、スレートで構成されています。
【コロニアル材の寿命は30年~35年程度】

塗装を始める前の洗浄は重要

屋根の表面で変色して見える大半がカビ苔や藻です。付着物や劣化した塗膜はすべて取り除いて綺麗な下地にしてから塗装がはじまります。
水道水を専用の高圧洗浄機を通して台風の渦のように高圧水を回転させて付着物などをはぎとるトルネード洗浄で徹底的に洗い落とします。
この作業を手抜きすると、後に防水膜のはがれや膨張などの不具合が発生します。

割れがあれば新品を差し替えた上で塗装します

金属役物の釘をすべて小型の金槌で打込みなおして、抜け防止に釘頭をシール材で接着充填します。屋根面のすべてを作業しますので数百本あります。
金属役物部は2液のエポキシさび止め、スレート部は2液のエポキシ造膜シーラーもしくは2液の浸透形シーラーを使用します。
年数の経過したスレートは表面の防水膜がなくなり吸い込みが激しいので2回塗ります。
これでスレート屋根の下塗りという下地つくりが、しっかりできました。

【 Point 】1液型・2液型の塗料とは?

1液型と比べ2液型の特徴としては、値段は高め・塗れる場所が多い・耐久性(プラス3年程度)と密着性が良い。その代わり、硬化が速く数時間以内に使い切る必要があるのでとても扱いが難しいです。両者とも用途は同じですが、より扱い易く改良されたものが1液型となります。

表面の防水塗膜(化粧)

ここからは屋根を紫外線から守る重要な防水塗装膜をつくる手順です。
塗料は液体なので1回で厚みを十分につけることはできません。塗り重ねることで耐候性のある強いコーティングの塗装膜というバリアーを形成することができます。
1回目で細部まで塗料をしっかりと塗装して養生乾燥の期間をとります。
その上から2回目の塗装を同じくしっかりと塗り重ねて養生乾燥をとります。
スレート材の劣化度合いにもよりますが、さらに3回目を塗装して仕上げるケースもあります。こうする事で3~5層の強いバリアー層が重なり屋根を長期にわたり紫外線や雨漏りから保護して守ります。

光沢感は3~5年経過した場合に、だんだん低下してきているように見える傾向があります。原因のひとつとしては雨風による表面のホコリの蓄積による光沢の減少です。
金属系屋根(トタン・ガルバリウム)
金属系屋根は軽量で長持ちすると流行ったことがあります。
重厚な色からカラフルな明るい色まで多数の色彩が準備されており
定期的にメンテナンスをすれば耐久性がある屋根材です。
【金属系の寿命は25~30年(近年は耐久性が向上)】

表面のコーティング塗装膜の劣化とサビの発生がメンテナンスのポイント

金属系の屋根は鋼板の金属で構成され、雪止めなどの金物部分は屋根材に挟んで取付られているので、雨水などがのこりやすくサビの発生による穴あきの注意が心配なポイントのひとつです。
大きなサビがない場合はトルネード高圧洗浄に加えペーパーや皮スキなどでケレン、清掃をしてから2液のエポキシ樹脂サビ止め塗料を下塗りします。
サビが広がっている場合はサンダーなどの電動工具でサビを落とし、サビ層に浸透してサビの進行を防ぐサビ面浸透型プライマーを塗布してから2液のエポキシ樹脂サビ止め塗料を塗ります。

色々な塗装業者さんを見ている足場屋さんのウワサの真実話

費用の安いリフォーム会社の塗装業者さんがする手抜きの多いひとつのケースですが、塗料を規定以上に希釈(うすめて)塗ると規定の倍ぐらいまで塗料を塗ることができます。もちろん同じ色ですし乾燥すれば同じような仕上がりにはなりますが、耐候性をもたせる塗料の厚みもありません。ひどい場合には元の下地の色などが透けて見えるケースもあるようです。2階の屋根や庇屋根など、家の人が確認しずらい場所がメインです。パッと見てもわかりずらいですが、しっかり確認するとわかります。

1番最後にキレイにリフォームした建物の屋根の仕上がりを目で見る足場屋さんたちが、1番感じて思っていることだそうです。もちろん耐候性も悪いので数年で屋根の色褪せがわかりますよ。

金属系屋根の下地作り

下塗りとしてサビの進行を抑えるサビ止め塗料をしっかりとした既定の厚みをもたせて養生乾燥をさせて下地を作ります。
金属役物の釘をすべて小型の金槌で打込みなおして、抜け防止に釘頭をシール材で接着充填します。
屋根面のすべてを作業しますので数百本あります。この際に使用するシール材は塗装の仕上げの色に近い色彩のものを使用します。

紫外線から守る重要な防水塗装膜

ここからは屋根を紫外線から守る重要な防水塗装膜をつくる手順です。
塗料は液体なので1回で厚みを十分につけることはできません。塗り重ねることで耐候性のある強いコーティングの塗装膜というバリアーを形成することができます。
1回目で細部まで塗料をしっかりと塗装して養生乾燥の期間をとります。
その上から2回目の塗装を同じくしっかりと塗り重ねて養生乾燥をとります。

【 Point 】遮熱塗料やフッ素塗料など耐久・機能重視がおすすめ

金属系の屋根は近年の温暖化の影響で高温にさらされる状況が長い傾向になってきております。
遮熱塗料やフッ素塗料など耐久性の高い機能も重視した塗料をおすすめしております。

【 Point 】状態により屋根カバールーフ工事をおすすめ

雨漏り・防水シートの寿命などの場合

雨漏りは表面の塗装膜がはがれて下地の素地まで見えてしまっている場合に多くあります。
建築当初から調子が悪い場合は、工事の施工不良や屋根材、下地の防水シートの寿命などが原因である場合もあります。そのようなケースでは、あまり塗装をおすすめできません。

屋根カバールーフ工事のご提案

この場合は屋根カバールーフ工事という新しい防水シートと新しい屋根材にて廃材処分費用を最小限に抑えたカバー工法というリフォームに特化した屋根の工事を提案いたします。

屋根材が二重になるリフォーム工法で、中間に空気の層ができることで雨音などが軽減される上、躯体を壊さずに工事することができます。
保証や耐久性も新築とかわらずに手にする事ができますし、断熱材が一緒なっている屋根材もラインナップしております。

乾式コンクリート瓦(モニエル)
セメントと砂を主原料とする瓦の一種ですが、モニエル瓦は一般的な屋根材と異なり、「スラリー層」という”着色料”が塗られており、劣化していると指で擦っただけでもボロボロと粉状に吹き出します。この上から塗装するとすぐに塗膜がはがれてしまう為、まずは高圧洗浄でスラリー層をできるだけ除去する必要があります。

しっかり下地作りを行った上でスラリー強化、瓦材専用の2液型シーラーを2回塗り付着性を高めます。
瓦材の専用の塗料は密着性を必要とするため2液型の塗料を使用します。

1回目で細部まで塗料をしっかりと塗装して養生乾燥の期間をとります。
瓦屋根の場合、屋根の形状が複雑なので丁寧に刷毛などを上手につかいこなして塗装していきます。
途中で瓦がずれたりする場合があります。その時はしっかりと直しながら塗装を進めます。
2回目の塗装も同じくしっかりと塗り重ねて養生乾燥をとります。

瓦屋根の塗装が最も高難度

屋根の塗装では、瓦屋根の塗装が最も高度な技術を必要とする為、他と比べて時間と費用が必要とされます。経験の少ない業者さんよりは経験豊富な業者さんに依頼した方が不具合はありません。
瓦の割れやズレなど一枚一枚確認しながら修繕もおこないます。棟瓦を止めている銅線が緩んでいることも多いので、塗装の際は点検とあわせて締め直しもさせていただきます。

屋根リフォームプラン(サンプル例:30坪の屋根)

①シリコン・スタンダードプラン
坪/9,000円
270,000円(税別)
光沢・耐用期待目安
6年~8年
②遮熱(環境ECO塗料)プラン
坪/12,000円
360,000円(税別)
光沢・耐用期待目安
8年~10年
③フッ素(超高耐候性塗料)プラン
坪/16,000円
480,000円(税別)
光沢・耐用期待目安
10年~12年

耐用期待目安とは?

耐用期待目安とは、屋根の表面の光沢性が付着物などで軽減するまでの、おおよその目安としております。
目安を経過したからといって光沢感がなくなり塗膜がはがれる訳ではありません。
④スノーZ neo 取付工事(落雪防止ネット:900 x 400)
1ヵ所
14,000円(税別)

屋根プランに含まれる工事:10点

  • ①近所挨拶廻り
  • ②高圧洗浄
  • ③雨樋つまり洗浄
  • ④屋根メンテナンス
  • ⑤屋根下塗り
  • ⑥やね中塗り
  • ⑦やね上塗り
  • ⑧工事写真集
  • ⑨工事保証書
  • ⑩諸経費

  • ⑪タスペーサー(オプション)
  • ⑫足場設置工事(オプション)

屋根プランの内容

  1. 高圧洗浄
  2. 屋根メンテナンス
  3. 下塗り
  4. 乾燥
  5. 色:1回目
  6. 乾燥
  7. 色:仕上げ
  8. 乾燥

コロニアルとは?

1.ニューコロニアル(昭和54年~平成13年製造)

ニューコロニアルはケイミユー(旧クボタ松下電工外装株式会社)が販売する屋根瓦の商品名を示します。ニューコロニアルはセメント基材とパルプ繊維の強固な結合で生み出された素材でできています。
昔はパルプ繊維の代わりに石綿(アスベスト)が使用されていました。現在は石綿に代わる補強用の超微粉末材により、強い粘りと耐久性が認められています。
ただし、他社の製品を含めアスベスト規制直後の時期に販売されたスレート瓦には不具合報告の多い商品があります。しかしニューコロニアルはアスベストが含まれているため耐久性は極めて強く建築後30年を経過し塗装を行わずとも機能を維持している屋根はたくさんありますがメンテナンスを行っていない屋根の場合、表面にたくさんのコケが繁殖する傾向があります。
耐久性があるとはいえ劣化が進行するとカバー工法ができなくなり、ニューコロニアルを撤去・処分する必要があります。アスベスト含有コロニアルの撤去費や処分費用は高額になります。
解体する業者には石綿作業主任者や特別管理産業廃棄物管理責任者、アスベスト診断士などの資格が必要です。

2.コロニアルNEO(ネオ)(平成13年~現在は製造中止)

コロニアルNEOはアスベスト規制直後に販売されたコロニアルです。ニューコロニアルの後継品になりますがアスベストが含まれていない屋根材であるため劣化進行の症状や不具合が屋根先(1~2cm)
部分が変色や毛羽立ち、屋根表面に細かなヒビが建築後10年程度で目立ち始めるのが多いです。
2000年前半に建築されたアスベストが含まれないノンアスベストのスレート屋根(コロニアルNEOやパミールなど)は比較的早期に劣化症状があらわれる傾向があります。

3.コロニアルクァッド(現在製造中)

現在の新築・建売住宅ではコロニアルクァッドが最も多く使用されています。
現在ではコロニアルと呼ばれる商品はコロニアルクァッドを示すことになります。

4.コロニアルグラッサ(現在製造中)

グラッサコートと呼ばれるケイミュー独自の塗装技術を用いた色あせしにくいコロニアル屋根材です。
グラッサコートは長期間にわたり塗膜が保護されるのが認められています。メーカーでもコロニアルクァッドと比べ保証期間も長く設定されています。

コロニアルの耐久年数は?

コロニアルの耐久年数はメーカーのメンテナンススケジュールから30年と判断できます。しかしコロニアル(スレート屋根、カラーベスト)は期待しているほど長持ちはしません。
建築後30年を過ぎたコロニアルの屋根機能は衰えます。何らかの原因で雨水が屋根の内部に浸透した場合、雨水の逃げ道が必要になります。その為、コロニアルも瓦屋根にも隙間があります。
豪雨のような強烈な雨が発生した場合、屋根が水の流す能力を超え逆流した雨水がコロニアル内部に浸水します。この場合、最終的に雨漏りをふせいでくれるのが下葺き材であるルーフィングシートです。
屋根の防水には1次防水と2次防水の考えがあります。
コロニアルなどの仕上げ材は1次防水であり、ルーフィングシートは2次防水です。
表面の1次防水材は2次防水材を保護する役割もあります。このメカニズムで屋根の防水機能が守られています。メーカーのカタログでは「30年を目安にカバー工法もしくは葺き替えを検討すること」と記載されています。

ルーフィングシートとは?

アスファルト系防水シートの基材には一般に紙(原紙)が使用されてきました。原紙にアスファルトを含浸させただけのものはアスファルトフェルトと呼ばれ防水性を向上させるため、アスファルトフェルトの両面にさらにアスファルトをコーティングし、鉱物質粉粒を付着させたものはアスファルトルーフィングと呼ばれ屋根下葺材として使用されます。
劣化する主な原因としては熱や酸化によるアスファルトの硬化です。この硬貨による劣化の度合の試験方法がアスファルト(粘性のある個体)を指輪のように小さな薄い筒に入れお湯の中で針を立て、その針が指輪の中のアスファルトに沈んでいくかで、アスファルトの柔らかさを計る侵入試験というものです。
結果、ルーフィング材の耐久年数は15~20年程度と考えらます。

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