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手塗り職人 佐藤英一郎のブログ

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【仙台】外壁塗装後の不具合に注意!気泡・ピンホール・色ムラ・苔の発生、その原因と対策

外壁
「せっかく塗装したのに、なんかブツブツが…?」
「色がまだら?仕上がりが思ったのと違う…」
「1年経たずに苔が出てきたんだけど…?」
仙台市内・近郊で外壁塗装をしたばかりなのに、見た目や機能に違和感を感じている方、意外と少なくありません。
本記事では、**塗装後に発生しやすい不具合「気泡・ピンホール・色ムラ・苔」**について、それぞれの原因と、再発防止のための対策をご紹介します。

1. 気泡(ブリスター)が発生している
主な原因:
 • 高温時の塗装(太陽熱で塗膜内部に空気が膨張)
 • 下地が湿っていた or 含水率が高かった
 • 下塗りやシーラーの選定ミス

対策:
 • 気温・湿度に適した施工タイミングを守る
 • 高圧洗浄&十分な乾燥時間の確保
 • 下地との密着性が高い下塗り材を選定

⚠️ 仙台POINT:
 春〜夏の晴天で日差しが強い日に塗装すると、表面だけ乾いて内部が膨張しやすいです。気泡がふくらんで破けると塗膜が剥離します。


2. ピンホール(小さな穴・ブツブツ)
主な原因:
 • 下地に油分・ホコリ・汚れが残っていた
 • 塗料の撹拌不足・粘度不適切
 • 一度に厚塗りしすぎた(内部の空気が抜けず穴になる)

対策:
 • 洗浄後に乾燥+下地調整を丁寧に
 • 塗料のメーカー仕様に基づく正しい塗り方
 • 薄く、丁寧に塗り重ねる

補足:
 ピンホールが多いと防水性が低下し、後々の水の侵入・カビの原因にもなります。


3. 色ムラ・ツヤムラが目立つ
主な原因:
 • 塗布量が均一でなかった
 • 塗装職人の技術不足(塗り重ねの順番・スピードの不統一)
 • 塗料の撹拌が不十分/調色ミス

対策:
 • 経験豊富な職人による施工
 • ローラーや吹付の均一な仕上げ
 • 規定乾燥時間を守って塗り重ねる

⚠️ 注意点:
 「1回塗りで済ませる」「中塗りと上塗りの色を変えない」などの手抜きは、色ムラの原因になります。


4. 苔・カビの早期発生
主な原因:
 • 洗浄不足(藻や胞子が残ったまま塗装)
 • 防カビ・防藻性のない塗料を使用
 • 通気性の悪い立地・北面・日陰

対策:
 • 高圧洗浄は150kgf以上で徹底洗浄
 • 防藻・防カビ性能のある塗料を選定(例:水性セラミシリコン、エスケープレミアムシリーズなど)
 • 苔の発生しやすい面はクリヤーコーティングなども検討

 仙台の気候的注意点:
 仙台は湿気+風通しの悪い地形が重なる場所も多く、北側や植栽の多い外壁に苔が生えやすいです。再発防止には防藻塗料の選定がカギです。


👷‍♂️ そもそも…なぜこんな不具合が起きるの?
結論から言うと、ほとんどの不具合は**「下地処理の不足」「施工の粗さ」「技術不足」**によって起こります。
そしてそれは、
 ✔️ 工程を急がされた職人

 ✔️ 価格を抑えるために下請けに回された施工
 ✔️ 経験の浅い職人が塗ったケース

などで起きがちです。

🏠 塗装は“見えない工程”がすべて
 塗装工事は「塗ってしまえば分からなくなる」部分が多いですが、数年後に差が出るのが、こういった細かな施工の丁寧さです。
 塗装後にこういった症状が出た方は、保証の有無や補修対応を確認しましょう。

「塗装したばかりなのに…」そんなときはご相談を!
 • 気泡やムラが気になってきた
 • 1年以内に苔が生えてきた
 • 今後、再塗装すべきか悩んでいる
仙台市・周辺エリアでお困りの方は、お気軽にご相談ください。症状の確認・補修の可否・再発防止の対策までしっかりご提案します。
👉 無料診断・現地調査対応中!(仙台市・名取市・多賀城市・富谷市など)

まとめ|塗装の良し悪しは“施工後”に分かる!
不具合主な原因対策
気泡
高温施工/乾燥不足
適正な気温&乾燥時間
ピンホール
下地汚れ/厚塗り
丁寧な洗浄・薄く塗る
色ムラ
塗布量/技術不足
経験豊富な職人の均一施工
苔・カビ
洗浄不足/防藻塗料未使用
高圧洗浄+防カビ塗料の選定

塗装は「どんな塗料を使うか」よりも、**「誰がどんな手順で塗るか」**が結果に直結します。
施工後の不具合が気になる方、これから塗装を考えている方は、信頼できる職人選びが第一歩です。