仙台 リフォーム 塗装 - 株式会社 塗屋

手塗り職人 佐藤英一郎のブログ

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【同業者から聞きました】驚きの同業者!これで通用するのか?

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私どもは共通の同業者が何組かいて、塗料の情報や、この製品は使い勝手が悪いね。とか
○○の会社の内容はどうのこうの。など色々な情報交換を定期的にして世間の状況や良い情報・悪い情報を把握しています。

その話の一つで、同業者の中でも正確な材料や塗料の算出が出来ない業者がいる事実を知りました。

その同業者は、2階建ての家の外壁を塗装するのに下塗り塗料を通常6缶使うところを2缶で十分と言うのです。
どんなに希釈しても、到底間に合う本数ではありません。
しかし、大丈夫!足りますから!と言われて作業を進めると案の定、外壁の一面を塗り終わるか終わらないかくらいで2缶は使い切ってしまいました。
やはり外壁の面積に対して使用する塗料は、きちんと計算して必要な本数を注文しないとキチンとした作業は出来ません。

このように仕事を受注している同業者の中にも建物に対しての必要な材料数すら導き出せず、必要以上に希釈して「手抜き作業」をしている時代にそぐわない同業者が存在することをとても不愉快に感じました。
そのような同業者に家を塗り替えてもらった人が可愛そうでたまりません! 
希釈した手抜き塗装では、2〜3年で不具合や長期間、美観と防水性が保てないからです。

話をさらに深掘りしていくと、その同業者はセキスイハウスなどのリフォームを請け負う会社に在籍しているようで、材料を支給されて現場で作業をするだけの仕事をしていたそうです。
実際にお客様とやりとりを重ねて、適正な塗料を選択したり面積を算出したりはしていないそうで、しかも仕事自体も上手ではないそうです。

このような同業者がリフォーム業界に参入して外壁の塗り替えなどをしているそうです。

値段を安く見せて手抜き工事で仕上げて利益を出す。 
1番ペンキ屋さんが悪いイメージを持たれる典型的な手抜き工事業者ですよね。
このような同業者も本当に存在します!

皆さまも外壁のリフォーム見積をした際は、安いからここにするわ!と安易に決めないことをおすすめします。
安かろう悪かろうで、あとで最悪の状態になりますからね!

一度、質の悪い塗料を外壁などに塗りますと、次にどんな高品質な塗料を塗りたいと考えていても、「施工できません」とか、「塗れたとしても長持ちする保証は出来ません」とか、言われてしまう最悪の状態になってしまうかもしれません。

と私が同業者から聞いて驚いた事実でした。(私が話を聞いた同業者は真っ当な仕事をしています!念のため)
皆さまも悪徳?手抜き?をする同業者には気をつけてくださいね!

ちょっとでも不安なことがあった時は、相見積もりを取るのも一つの手段ですから相談してみてくださいね。