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手塗り職人 佐藤英一郎のブログ

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瓦棒屋根の住宅にお住まいの人向け!屋根に塗装できなくなったら?どうするか?

屋根
お住まいの住宅の屋根が、こんな形をしている人の場合。

屋根の名前は、瓦棒屋根と呼ばれてます。
素材はトタン屋根の鋼板材で作られてます。
定期的な塗装によるメンテナンスが必要になります。 

放置していくとサビが発生していき美観が悪くなります。
その次にサビの進行で屋根材に穴が空いてしまい、そのような部分から雨水が浸透して徐々に下地の木材を腐らせていきます。
最終的には下地の木材が腐れて屋根が落ちてきてしまいます

軒先に天井材がある場合は、雨シミや黒シミが目視できるような状況になります。
やはり、そのまま放置しておくと天井材も腐れて落ちてきてしまいます。

屋根材のサビは新築の時から始まっています。
10年周期で屋根塗装のメンテナンスをする事が、費用を抑えて長持ちさせる秘訣だと言われます。

では屋根の塗装はいくらかな?と思った場合。
ちょっと計算してみましょう。

屋根の塗装費用の目安は、30坪=約100平米の塗装、1平米2500円として2500x100の25万円に消費税が最安値ではないでしょうか。 
こちらを基準に比較して、あまりにも費用が安いと2〜3年で色褪せや剥がれが発生する確率が高くなるとお考えください。
安物買いの銭失い。にならないように注意が必要です。

屋根の塗装の標準的な内容は、
① 屋根の高圧洗浄とサビのケレン作業
② 屋根のサビ止め塗装 1回
③ 屋根の仕上がり色での中塗り 1回
④ 屋根の仕上がり色での上塗り 1回
全部で3層の塗装塗膜を作り、屋根を長持ちさせる目的で塗装をおこないます。

裏話としては、値段を安くする為に作業を1つ省略して工事をしますね。と言われたら要注意。
安くするからいいですね?という念を押す心の声がある事を必ず頭の中に覚えておいてくださいね。

もう瓦棒屋根には塗装ができないですね!と言われた場合はコチラ(→瓦棒屋根リフォームにつづく)