前回の続きで火災保険を使った修繕の実例を紹介します。

屋根の不具合で雨漏りしている症状の確認方法とは？
なんらかの不具合が発生して屋根材のどこからか？雨漏りしている場合、軒裏や天井材にカビやシミなどが発生していることがあります。

台風の強風や突風によって屋根に不具合が起きています。
雨漏り調査やサーモグラフィーを使用しての雨漏りの可視化など多彩な方法で原因を追及して修繕して被害を最小限に抑えます。
売却する場合でも、雨漏りしている物件は査定額に大きく影響がでてしまいますので、どちらにしても早期の修繕が必要になります。

そんなときは思い出してください！火災保険を利用しての屋根や雨トイの修理もできることを。

塗屋は保険工事も対応をしているので相談してみてください。
塗屋は保険対応の書類もすべて作成、対応しておりますので、安心して相談してくださいね。とアピールしすぎました。

実際に火災保険を使ったリフォーム工事の件を皆さんにもお伝えします。
同じ内容の被害にあっている方も多いと思いますので、参考にしてください。
これは自然が相手なので被害の大小は様々になりますし、2次被害に発展している場合も多いです。

日本の台風や大雪や竜巻などで屋根が被害にあった。雨トイが壊れてしまった。飛んできた何かでカーポートの屋根が割れた。
などと大雑把に言葉で説明するとこのようなことです。

今回、S様は8年前に外装のリフォームをされていました。
しかし、軒天に黒くカビが発生していました。
しかも特定の部分だけなので、屋根の形状を考慮して判断すると屋根からの雨漏れが軒裏にまわりこんでいて、湿気でカビが発生していると判断しました。

原因追及と被害状況調査で屋根にハシゴをかけて登り、どこが悪いか隅々までチェックして写真を撮影して書類を作成、その後、S様の保険会社に書類等を送って結果を待ちました。
保険会社により対応が早いところと少し時間のかかるところとありますので、具体的な日数はお伝えできませんが、数日から数週間ほどで保険費用が振込まれます。

結果、S様は約60万円が火災保険にて支払いが認定されました！
今回はその保険費用で屋根の修繕と屋根の塗装工事をすることが出来ました！
実際に屋根も以前のリフォームから8年も経過しており、屋根の修繕だけではなく塗装までできて、しかもお財布からの出費は０円でしたので大変喜ばれておりました。

工事の内容としては屋根の棟板金を新しく交換しました。
下地の木材も痛んでいますので新しく下地材も交換しました。
屋根自体も雨水がまわってサビの進行が早まっていましたので、サビを落としてサビ転換剤を塗布して進行を止めて、シリコンの一つ上の屋根塗料ラジカルハイブリッド塗料にて塗装しました。

（こちらは作業中の写真です）

せっかくですので一緒に雨トイの洗浄、外壁の北側のコケ汚れの洗浄もおこないました。（こちらはサービスで）

被害状況を調査した時に分かったことですが、S様のお宅は台風や強風により屋根の棟板金が外れていて、雨で下地材も痛んでいました。
ですので、強風などで押さえている釘が抜けてしまい、棟の板金材が浮き上がって雨漏りしていたのです。
もう一つの原因は、建物の新築時に屋根工事の不備があったからです。
これは棟板金をはがして交換した事により分かったことです。
不備な部分は適切な補修処理をして直してありますので、ご安心を。とS様にはお伝えしました。

どうでしたか？
こんな内容が火災保険で修理できるのですよ！普通にリフォームをしましたら60万円お財布から無くなってしまいます。
せっかく家を守るために加入している保険ですから、活用してください！

塗屋は、火災保険を使った修繕も扱っております。
皆さんのお力になれると思いますので、気になる方は無料相談をお試しください！