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手塗り職人 佐藤英一郎のブログ

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見積もりに「タスペーサー」って書いてあったけど、一体どんなモノ?

塗装
「見積もりにタスペーサーって書いてあるけど聞いたこと無い…。」
「タスペーサー?何に使われるのモノなの?」
見積もりに「タスペーサー」と書いてあっても、それがどんなモノで一体に使われるのか、お家の工事をされるほとんどの方が初めて聞く言葉となっています。

タスペーサーとは、屋根を塗料で塗り替える時に屋根から垂れてきた塗料が、屋根と屋根の間の隙間を塞いでしまうのを防止する画期的な道具です。
下記のタスペーサーについての情報になります。参考にしてみてね。


メーカー 株式会社セイム
設立 平成18年3月17日2020年4月現在は創業14年目
住所 〒302-0109 茨城県守谷市本町257-1
製造・販売 タスペーサー(株式会社セイムの特許商品)
使用個数 50㎡で500個相当を使用、一般の住宅だと約1000個は必要になる。
(一枚の屋根材の幅が91cmだと約10個使用)
価格 1㎡あたり350~500円
耐久性 約15年


※屋根の下に入り、紫外線などを受けない為、素材的に半永久的に使用は可能
通常であれば、屋根を塗り替えた際は、縁切りといった職人さんが手作業で塗料の詰まりを切り取る作業を行いますが、手作業だと2人の職人さんが1日がかりの作業となり、時間がかかる分、お客様・業者側にお金負担が増えてしまっていました。
しかし、時間の面とお金の面を解決するために、生み出されたのがタスペーサー。
縁切りは、屋根塗装をした後に塗料が完全に乾いてから行う必要がありましたが、タスペーサーは屋根塗装と同時に行えるため、後日縁切りとしての作業時間を確保しないで大丈夫なのです。
作業時間を短縮でき、とても便利な道具なので、現在は屋根塗装時の縁切りに変わってタスペーサーを利用する塗装業者さんが多くなり標準工事になっています。