外壁塗装工事を行うときは塗料の塗り替えばかり目がいきがちですが、実はコーキングとシーリングは下地処理作業の中でも重要な作業の1つになります。

コーキングとシーリングの材質は同じもので、棒状のものやひも状など固形のものと液体の物をシーリングとよび、パテ状で素材が油性の物をコーキングと呼んでいます。近年はコーキングとシーリングは同じものだと据える傾向が強くなっており、職人によって呼び方は異なりますが同じ作業を示していると言えます。

ただ一般的にシーリングは隙間をふせぐ作業で、コーキングは接合部などの上から封印する作業をさしています。
どちらも優れた耐久性と柔軟性があるので適材適所で使用する事ができます。

コーキングもシーリングも温度や湿度に影響されやすいという特徴を持っているため、作業を行う時は気温が15〜20度の間で無風状態で行うのが好ましいとされています。
コーキングやシーリングを丁寧に行う事で外壁塗装工事を美しく仕上げる事ができます。