仙台 リフォーム 塗装 - 株式会社 塗屋

手塗り職人 佐藤英一郎のブログ

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塗屋の物つくりの心!!中華包丁をローラーに持ち替えた『調理師免許』を武器にした塗屋の真実!!⑤

ちょっと一言
担当者からは、とても素晴らしくみちがえりましたね!私も自分の家を塗装したくなりました!
などと褒められて工事の施工報告写真を解説付きで冊子と共に渡され、現場の作業員からも大変よくしてもらえた!と報告をうけておりました。
お気遣いいただきましてありがとうございました!と言われれば誰も嫌な気持ちにはなりませんよね。
笑顔で綺麗にしてもらって嬉しいわ。またお願いするね。と話は弾みます。

私は、そのような日常的な風景に常に疑問に思っていました。
最高の技術と商品で工事をおこなっていれば感動と感謝の気持ちなるのは当たり前ですが、帳尻合わせの工事で、話術でフォローするこの業界。

私は気持ちの中で手仕事に対する納得ができませんでした。
依頼してくれた人に対して誠実に当たり前のことを当たり前以上の仕事で提供する。
という自分が調理業界で経験して学び、叔父たちの口には出さない寡黙に、しっかりとした技術と接客の心を子供ながらに感じて身につけていた経験がある私には納得できませんでした。

感動のクライマックスにつづく。