塗装で大切なのは下地の具合と塗り方なのです。
これを繊細に丁寧に積み重ねることでしか良い塗装の結果は出ません。
これを実行した現場は10年後でも塗った当時のまま、塗膜の経年劣化だけが発生します。
これは塗料性能によるものなので最も劣化の早い南側で5年で退色や8年で退色と差が出るのは仕方ないのです。

がしかし、下手な塗装や手抜きの塗装だと塗った当時には見えなかった塗り繋ぎが顕著になったりします。

塗り繋ぎというのは、同じ面で同じ色なのに時間の経過とともに現れる、汚れムラ、色ムラ、艶ムラがはっきりと目視できることを言います。
作業を楽に速く熟すことを優先する職人が塗るとこんな結果になるのです。
見た目が悪くなければ先延ばしできる我が家も業者選択を間違うとこの様な気の毒な結果となります。

弊社はリピーター様が多いので10年経過した塗替え物件の写真も公開していきたいと思います。