仙台 リフォーム 塗装 - 株式会社 塗屋

はじめて塗装をされる方へ

塗装工事を検討するときに多くの方が悩むのが、業者選びです。
  • どこに相談するのか
  • 何を基準に選べばいいのか
  • 手抜き工事をされたらどうしよう
など、心配事は尽きませんよね。
そこで業者選びで知っておいてもらいたい塗装工事の基礎知識をまとめてみました。

最も大切なポイントを6つに絞って解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

POINT 1 資格がある

驚かれるかもしれませんが、塗装業は行政からの資格や許認可がなくても、誰でもカンタンに開業できます。塗装の知識も現場経験もない素人でも「職人」を名乗れてしまうのです。したがって、まずは依頼する業者が信頼できるかを確かめないといけません。それを契約前に見極めるのは難しいですが、次のポイントは有効な判断材料となります。

!チェックポイント

    大臣もしくは県知事認定の塗装技能資格をもっている

    県知事および国土交通大臣認定の塗装工事業の許可を得ている

こちらの一つでも当てはまれば、悪徳業者の多くをふるい落とすことができます。とくに1級塗装技能士はそもそも受験するのに7年以上の実務経験を要し、それでも合格率は50%という厳しい資格です。これを保有している業者は最低限の知識とスキルはあると考えてよいでしょう。

POINT 2 建物の状態をきちんと診断してくれる

「屋根の塗装が剥がれています!今ならお安く工事しますよ!」といきなり訪問してくるスーツ姿の営業マンはもってのほかですが、きちんと見積もりの依頼をしたのにろくに建物の状態も調べない業者は多いです。「そんなものなのかな」と騙されてはいけません。

!チェックポイント

    屋根に上がって診断してくれるか

    資格をもったプロが診断してくれるか

    診断結果を口頭ではなく、書面で報告してくれるか


    これらの条件を全てクリアしていれば、ひとまずは安心でしょう。お住いにぴったりの塗料や施工方法を選ぶためには、正確な診断が欠かせません。ただし、一見、屋根にのぼって調べているようでも、わざと傷つけて修理を訴えるひどい業者もいるので油断は禁物です。

POINT 3 見積書

屋根・外壁の塗装工事をするときに一番気になるのはやはり費用です。1社の見積りでは相場がわからないので2~3社の見積りを比較するのがポイントですが、業者によって費用や見積書の書き方もバラバラ…。どれが正しいの?というご相談もよくいただきます。チェックポイントは次の3つです。

!チェックポイント

    費用の内訳が書かれているか

    使用する塗料名が書かれているか

    塗布面積(m²)で費用が書かれているか

    上記の条件を満たさず、たとえば「外壁塗装一式」と書かれている見積りを出すような業者は、きちんと診断もしていないと考えて間違いありません。着工後に追加請求となる危険が非常に高いです。また正しい塗装をするためには、塗料のもつ性能を発揮させるルールを守らなければなりません。そのルールとは各塗料メーカー指定の「仕様書」です。ここには「塗装する面積に対する最低限必要な塗料の量」などが記載されているので、この情報をもとに適切な費用を算出することができます。塗料名をすら記載しない業者は信用しないのが得策でしょう。

POINT 4 自社職人が施工する

ハウスメーカーやリフォーム会社の大手業者では、屋根や外壁の塗装は下請けの業者に発注することが多く、下請けの会社からさらに別な業者に仕事が回ることもあります。大手企業は自社の利益のために中間マージンをかけるため、お客様が負担する費用は高くなります。下請け業者は費用を抑える塗装をして自社の利益を最大化する…つまり手抜き工事です。このような被害を避けるためには以下の2つがポイントになります。

!チェックポイント

    大手のハウスメーカー・リフォーム会社のように下請けを使わない

    営業業者のように下請けを使わない

    たしかに会社の規模や資金では圧倒的に大手業者が強く、広告や営業にお金をつぎ込んでいるため、目に留まることは多いです。しかし、塗装の技術や仕上がりの丁寧さ、費用の安さでは地元業者に軍配が上がります。ただし、地域密着をアピールしている地元業者でも、社員でもないのに会社のロゴが入った作業服を着せて、あたかも自社施工を装う悪質な業者もいるので注意しなければなりません。

POINT 5 適正価格

「格安店は手抜き工事をするから危険なのは分かるけど、信頼してもよい適正価格はいくらなの?」という質問をよくいただきます。塗装工事の相場は60万円台~200万円以上のものが多いのですが、これでは幅が広すぎて参考になりません。しかし、答えは意外とシンプルです。きちんと手間をかけて施工してもらえるなら、あとは最安値をつけてくれた会社を選ぶだけです。その欠かせない手間が、次の3点になります。

!チェックポイント

    下地処理をきちんとしている

    塗装箇所によって塗料を使い分けているか(5種類以上)

    下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装

    高圧洗浄やケレンなどの下地処理は塗装ムラを防ぐためには欠かせません。また塗装は溶剤や水性などの塗料種類の違いや、木部用・鉄部用などの素材に対する使い分けが守られないと塗料が性能を発揮できず、外観のメリハリが失われます。そして最後の3つ目が要注意です。「優れた塗料なので下塗りと上塗りの2回で大丈夫です」「下塗りしなくてもよい塗料」という業者はまず信用できないと思ってください。どんな高機能な塗料でも基本的に重ね塗りしなければ十分な強度は保てません。上塗り1回だけの塗り方はもっての外です。この3つを遵守しているかどうかは、業者のHPに掲載されている「施工事例」「施工の流れ」で確認するとよいでしょう。 ただし、上記のチェックポイントは「最低限の仕事ができる業者」の条件に過ぎません。お客様一人ひとりのお悩みやご要望を汲み取り、プロの視点からベストな提案ができるかどうかが、最適な業者かどうかを見極めるためのポイントになるでしょう。「適正価格」は「費用の高低」だけでなく「どれだけ質の高いサービスを提供できるか」という点も考慮することが大切です。

POINT 6 アフターフォロー

屋根や外壁の塗装工事は完成してみないと見た目の良し悪しがわかりません。しかし、完成してから正しい工事がされたのかを判断するのはプロでも難しいものです。一年経って手抜き工事が発覚した!というケースは、残念ながら少なくありません。さらに不都合が起きたので業者へ連絡すると、いろいろな言い訳をされた挙句、何も対応してくれずに逃げられた!というトラブルも…。このようなトラブルにならないためには、保証とアフターフォローがしっかりした業者を選ぶのがポイントとなります。

!チェックポイント

    しっかりとした保証があるか

    アフターフォロー体制が整っているか

    完工後のフォローもしっかりしている業者は、そもそも手抜き工事をする動機がありません。特に、地元に根づいている業者であれば、逃げ回るよりも早く悪い噂が広まり、経営が危ぶまれるでしょう。アフターフォローが充実している地元の業者であれば、お客様との関係も大切にした優良店だと考えられます。

見積もり・ご相談・お問い合わせはこちら